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【聖地巡礼】インド・ガヤー(旧ブッダガヤ)仏教の最大聖地大菩提寺

インド

2025年3月にインドのガヤーにある仏教の聖地である大菩提寺(マハーボーディテンプル)に行ってきました。

大菩提寺はお釈迦様が悟りを得た場所に建てられた寺院で、仏教の四大聖地の一つでもあります。インドには仏教徒は少なくなりましたが、日本を始めアジアの仏教国はもちろん世界中から参拝者巡礼者が多く訪問しています。2002年にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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大菩提寺について(歴史)

お釈迦様の悟りの地

お釈迦様は北インドのルンビニ国の王子として生まれ30歳の時に出家をしました。6年間苦行をして修行をしましたが、苦行では悟りを得られないことに気づき、村娘スジャータのミルク粥を食べて体を癒し、菩提樹の木の下で瞑想に入り、ついに悟りを得るに至りました。

その菩提樹の木の周辺に建てられたのが大菩提寺です。紀元前3世紀にアショーカ王が整備をしました。後の時代にも整備が進み現在の形になっています。

菩提樹は現在の木が4代目ですが、元の株からの続いているものです。

その後、ヒンドゥー教の台頭やイスラム教の侵入でインドで仏教は衰退して行きました。現在、大菩提寺はヒンドゥー教徒が管理をしています。

参拝の方法

受付(入場無料)

正門の前に受付があります。中に入るにはここで受付をする必要がありますが、入場料金は必要ありません。無料です。インドの観光地は博物館などはインド人料金の10倍の外国人料金を払うのが普通なのですが、この大菩提寺は無料で入場できます。

カメラ・スマホの預かり

上記の受付でカメラや携帯電話・スマートフォンなど写真や動画を写す機器は預けなければなりません。引き換えの札をもらって帰りに返してもらいます。

荷物検査・裸足になる

門を入ったら荷物検査があります。そこを通って仏塔などがある下に下る階段のところで靴と靴下を脱いで裸足になります。

参拝

階段の上に立つと目の前に大きな仏塔があります。これが主塔(シーカラ)です。

主塔の周りにも塔がいくつかあります。この塔の周りを五体投地で回っている人もいました。

階段を降りて主塔の反対側に菩提樹の木があります。ここが最も神聖な場所ですので多くの参拝客で溢れています。木の周りでお釈迦様にあやかり瞑想をする者や、テント生活をしながらマットを敷いて前に進まない五体投地を延々としている人たちがいます。

客引きに注意

菩提樹の周りには一見物売りや客引きには見えない物売りや客引きが寄ってきますので注意してください。私が体験したのは名札をぶら下げて国の許可を得ているスタッフだという自己紹介で日本語で話しかけられました。お釈迦様の悟りや大菩提寺のことを説明してくれました。説明の一環で門の周りにお土産物屋があるよと教えてくれました。説明された内容はすでに知っている情報だったので適当に流していたのですが、次に行こうと誘ってきました。私は自分のペースを乱されるのが嫌いなので、もうけっこうですとお断りをしました。

主塔の別の面に行くと、今度は袈裟を着たお坊さんがお祈りの仕方を教えてくれると寄ってきました。その流れでお布施が20ルピー必要と巧妙に誘導され、金額も大したことが無いので支払いました。それからもいろいろと説明しようとしていたのですが、おそらくその度にお布施を要求されると思い、そこも立ち去りました。

主塔の周辺

主塔と菩提樹の参拝が終わったら、また階段を登って周辺の道を歩きながら施設を見学することができます。出口は入り口とは正反対の位置にありそこから出ます。

最後に受付でカメラやスマホを返却して終わりです。

大菩提寺の周辺にも色々なお寺や施設があります。

アクセス

大菩提寺へのアクセスはタクシーが一番便利です。しかし、インドでは流しの野良タクシーやオートリキシャには乗らないようにしましょう。ホテルで手配してもらうか、事前に料金交渉をしっかりして乗るようにしましょう。料金交渉をしていてもはるか手前で降ろされたりすることもあります。


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