ラオスの古都ルアンパバーンはメコン川沿いにある都市で、【メコンの夕日】を観光の売りにしています。そのメコンの夕日を川で楽しむ【サンセットクルーズ】がたくさんの業者で催行されています。
本記事は2024年10月末の体験をもとに情報をお届けします。
メコンの夕日を楽しむルアンパバンのサンセットクルーズ
前回2023年3月上旬にも2週間滞在しましたが、その時期はpm2.5の影響なのか、名物の夕日どころか、まる1日空が曇っていて太陽を見ることができませんでした。夕日も空がぼんやり色がつく程度で綺麗な夕日を見ることはできませんでした。
しかし、今回は空も晴れて夕日も綺麗に見ることができました。1年のうちどの時期がベストシーズンなのかはわかりませんが、雨季が明けたこの時期がいいのではないかと思います。
メコンクルーズの種類
メコン川を船で遊覧するクルーズはいろいろな種類があります。日没の時間だけ付近を遊覧するサンセットクルーズの他、丸1日または半日周辺の観光名所を廻って最後に夕日を楽しむクルーズもあります。
また、同じサンセットクルーズでも食べ物や飲み物がついて大きな船で遊覧するディナークルーズもあれば小さな船で少人数で安く運行するクルーズ船もあります。
2階建ての大きなディナークルーズ船は中国人団体客が主に乗っていました。今回私が乗ったのは料金が15万キープ(1000円未満)でビールが1缶付くリーズナブルなクルーズ企画でした。
クルーズ船の予約の仕方
メコン川沿いの通りを歩いているとたくさんクルーズ企画の案内の看板があります。また、昼過ぎになるとスタッフが客引きを始めます。ある程度の日数滞在するのなら何回か歩いてみて、興味があるところがあれば内容や料金(料金に含まれるもの追加料金になるもの)や時間などを確認して比較して決めておきましょう。
高級なクルーズは身なりのいいスタッフが写真やパンフレットを持って案内してくれますが、歩いている人に声をかけてくるオーナー1人で運行しているボートもあります。この場合は条件を詳しく念押ししておきましょう。そして実際にボートの現物を見せてもらって納得して決めるようにしましょう。料金交渉できるようですし、ビールなどは言えば付けてくれるけど言わなければ別料金のようでした。そのためにも事前に情報収集をして相場感を養っておくことが重要だと思います。
この個人運行のボートはたくさんあるので競争が激しいと思われます。ほとんどのボートが同じ料金を言ってくると思いますので、交渉すれば条件が安くなる可能性はあると思います。
当日の流れ
参加するクルーズ船(ボート)が決まったら料金は前払いになると思います。チケットがある場合はしっかりともらっておきましょう。それから集合場所・時間を確認しておきましょう。周囲は同じような店が並んでいますので、道の向かいにある店の看板なども確認して間違いが無いようにしておきましょう。
この時期の日没の時間は17時30分ごろでした。その時間を挟んで1時間のクルーズでした。17時に出発なので、16:30に集合場所に来て欲しいと言われました。季節によって日没時間は異なると思いますので時間は確実に確認しておきましょう。
出航後の流れ
17時に当日参加する人が船に誘導されます。今回は私を入れて6人、私以外は欧米人客と個人的なラオス人ガイドのようでした。日没前30分なのでまだ空も明るかったです。
ボートはゆっくりと川上から川下へと巡って行きました。そうして日没前10分くらいになって空がオレンジ色になりかけると、それぞれのボートが場所を固定して、一箇所に動かないように操船します。
船から一番いい角度で夕日が見えるように船を停めると、BGMを流し始めてその場にしばらく留まります。
日が暮れてしまって暗くなると帰って行きます。川には大きなディナークルーズ船が電飾を付けて運行しています。
18時ごろに川岸に戻ってきてクルーズは終了です。
まとめ
ルアンパバーンのサンセットクルーズは、この街の魅力を最大限に味わえるアクティビティの一つです。せっかくルアンパバンに来る機会があルのでしたら、夕日に染まるメコン川を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。