インドネシア　ジャカルタの交通系ICカードを旅行者が使ってみた

旅のお役立ち
2024.07.25

ジャカルタで便利な交通系電子マネーカード（ICカード）の種類

ジャカルタを訪れる際、移動手段としてバス、MRT、タクシーなどを利用する機会が多いと思います。しかし、毎回現金で支払うのは面倒ですよね。

そんな時に便利なのが、ジャカルタで使える交通系電子マネーカードです。今回は、ジャカルタで利用できる主要な交通系電子マネーカードとその使い方をご紹介します。

交通系電子マネーカードの種類

電子マネーカードは各銀行が発行しています。ジャカルタで使える交通系電子マネーカードの種類

  • JakCard 　BKI銀行
  • BCA Flazz: BCA銀行
  • Mandiri e-money: Mandiri銀行
  • BRI Brizzi: BRI銀行
  • BNI Tap Cash: BNI銀行
  • その他

注意事項

  • 一部の交通機関では、すべての銀行系電子マネーが利用できるわけではありません。
  • 銀行系電子マネーのチャージには、手数料がかかる場合があります。

本記事では、私が実際に使用した【JakCard】の例で説明させていただきます。他のカードもだいたい同様の手順で購入・使用できると思います。

JakCard

JakCardは、ジャカルタ州内で交通機関や観光施設の支払い、各種料金の支払いなどに利用できるプリペイドカードです。チャージして繰り返し使えるので、現金を持ち歩く必要がなくなり、便利です。

主な用途

  • 交通機関:
    • トランスジャカルタバス
    • MRTジャカルタ
    • LRTジャカルタ
    • コミューターライン（電車）
    • ミクロトランス（小型バス）
    • タクシー（一部のタクシー会社）
  • 観光施設:
    • ラグナン動物園
    • タマンミニ・インドネシア・インドラヤ
    • サファリパーク
    • モナス（独立記念塔）
    • 各博物館
  • その他:
    • 駐車場料金
    • 屋台や一部の商店での支払い
    • イベント入場料

JakCardの利用方法

DSC_0204
  1. JakCardの購入:
    • JakCardは、駅の窓口、バス停、コンビニエンスストア、ショッピングモールなどで購入できます。
    • 購入には、身分証明書が必要です。
    • 最低チャージ金額は5万ルピアです。
  2. チャージ:
    • JakCardは、駅の窓口、バス停、コンビニエンスストア、ショッピングモールなどでチャージできます。
    • チャージ方法は、現金、デビットカード、クレジットカードなどがあります。
  3. 利用方法:
    • 交通機関や観光施設の改札口で、JakCardをリーダーにかざすだけで支払いが完了します。
    • 残高不足の場合は、チャージする必要があります。

　

　

実際の使用手順

今回はトランスジャカルタ駅でカードを新規購入、郊外のカリバタ英雄墓地までを往復しました。その際の実際に行った手順に沿って説明をしていきます。

DSC_0222

カードの新規購入

トランスジャカルタ駅の改札の手前にカードの機械が置いてあります。この機械では購入、残高照会、チャージ（TopUp）ができます。

購入方法は現金かQRコード決済の二択でした。私はQR決済のGoPayが使えるのでそれで買おうとしたのですが、機械のQR表示が日光の反射でうまく読み取れなかったため現金で購入しました。金額は５万ルピアのみ表示されました。現金５万ルピア札を投入してカードを受け取りました。

改札と乗車

購入したカードを改札口にタッチすると改札のゲートが開きます。ここは日本のSuicaなどと同じ手順です。

事前に行き先までの路線と降りるバス停をGoogleマップで調べておきます。バスには路線番号が電光表示されていますのでわかりやすいのですが乗り間違いには注意しましょう。車掌さんか付近の地元の人に行き先を言って間違いないか確認してから乗るようにしましょう。改札を通った駅ではそのままバスに乗り込みます。

DSC_0221

トランスジャカルタは駅がある付近は専用車線で渋滞も関係なく通行できるのですが、一般道に入ってからは渋滞に巻き込まれます。Googleマップで時刻も調べることができますが、ジャカルタは平日の昼間でも渋滞がひどく時間通りに来ることはありません。乗り場さえ間違っていなければいつか来ると思って待ちましょう。それ故に乗り場の確認は必須です。

知っている路線でない限り乗車中もGoogleマップで現在地を確認することをお勧めします。バスの前方にバス停の表示が出ます。降りるひとつ前のバス停を通過したらバスの前方から降りられるように準備しておきましょう。日本のような降車ボタンはありませんので、周囲に降りるアピールは必要です。運転手や車掌さんの見えるところで待機しましょう。

降りるバス停に着いたらバス前方の出入り口のカードの読み取り機にタッチして降ります。降りるバス停が改札機のある駅でしたらそのままバスを降りて駅の改札を通って外に出ます。

今回帰りは改札の無い普通の道路のバス停から乗りましたので、バスの前方から乗り込みカードをタッチします。

カードを購入した機械で残高が見られますのでチェックをしておきましょう。

まとめ

今回はJakCardの新規購入とトランスジャカルタに乗車してみた体験をもとにお知らせをしました。今後他の乗り物や観光地での使用、チャージ（TopUp）で追加情報があれば追記していきます。ジャカルタに来られて乗り物に乗る予定があれば旅の初めに買っておくと慌てなくていいと思います。

JakCardの詳細情報


タイトルとURLをコピーしました