マニラ・ニノイ・アキノ国際空港のターミナル間無料シャトルバス(ターミナル3出発の場合)(ターミナル2出発の場合)
マニラ・ニノイ・アキノ国際空港には、1から4までの4つのターミナルがあり、それぞれが離れた場所に位置しています。ターミナル間の移動は歩きではできないため、タクシーか無料のシャトルバスを利用することになります。
本記事は2024年8月にフィリピンを訪問して実際にシャトルバスを利用した体験をもとに情報をお伝えします。
本記事とターミナル3と空港の外から歩いて入れるランウエイについての別記事を併せて見ていただけたら、トランジットで空港隣接のホテルに宿泊してターミナル3以外のターミナルを利用する場合に参考になると思います。
マニラ空港のターミナル3から歩いてホテル街へ行ける【ランウエイ】
ターミナル3発ターミナル2への移動の場合
乗り場までの移動
ターミナル3の1階フロアに【Terminal Transfer Bus】の案内表示がありますので、表示に従ってターミナルの端まで歩いて行きます。
シャトルバスの乗り場の手前に保安検査がありますので、そこで手荷物の検査を受けて通ります。
この写真は保安検査を通過した後に検査機とシャトルバスの受付カウンターを写したものです。検査を通過したら左手に受付カウンターがあります。
受付手続き
受付ではどこのターミナルに行くかを申告する必要があります。可能なら事前webチェックインをして搭乗券をダウンロードしておくと便利です。(次のターミナルに入る際にも搭乗券があれば速やかに確認してもらえます。私は前年にマニラからセブ島に移動する際に事前チェックインをしていなかったので、予約確認のメールを見せましたが日本語ではダメだと言われ苦労しました。)
さらに、マニラまで来た航空便の搭乗券まで要求されました。無くさないように気をつけてください。
受付が終わると待合室で待機するように言われます。
移動
待合室では20分くらい待ちました。バスが到着するとスタッフがドアを開けてくれます。
バスに乗る際に大きな荷物が専用の棚に載せます。運転手さんが手伝ってくれます。
ターミナル3を出発して最初に停まったのはターミナル4、次にターミナル2でした。私は今回ターミナル2乗り継ぎでしたのでここで降りました。
降りるターミナルに間違いが無いか、降りる際に再確認をしましょう。
ターミナル2発ターミナル3への移動の場合
税関を通過して出ると目の前に以下のような看板があります。表示に従ってバス乗り場に行きます。
ターミナル3と違っていったん建物の外に出ます。外に出ても柱に看板が出ていますので従って歩いて行きます。建物を出て右に曲がり、以下の看板が見えたら横断歩道を渡ります。左手前にバス乗り場が見えてきます。
バス乗り場には案内の係の人がいてイスが用意してあります。係の人にどこのターミナルに行きたいか、出発時刻は何時かを聞かれます。バスは最大20分程度の待ち時間がありますので、時間が無いと判断されたらその先のタクシー乗り場を案内されます。
今回は15分程度の待ち時間でバスが来ました。ターミナル2を出発して次がターミナル4、その次がターミナル3です。(ターミナル3からターミナル2に移動した逆順です)
ターミナル3に着いたらバスの降車場は【Bay5】の看板のところになります。バスを降りたら横断歩道を渡ってターミナルの建物に入ります。
このとき航空券か搭乗券とパスポートの確認があります。英語表記ののものを準備しておきましょう。建物に入る時には荷物の保安検査はありませんでした。
まとめ
シャトルバスのメリット
- 無料: 利用料金がかかりません。
- 24時間運行: 早朝や深夜便を利用する場合でも安心です。
- 定期的な運行: 比較的短い間隔で運行されています。
注意点
- 運行間隔: 混雑状況や時間帯によって、運行間隔は変動します。
- 荷物: 大きな荷物がある場合は、バスのスタッフに声をかけるのが良いでしょう。
- 乗り間違い: 目的地のターミナル名を確認し、乗り間違えないように注意しましょう。
シャトルバスは料金はかかりませんが、手続きや待ち時間、移動にそこそこ時間がかかりました。時間に余裕がない場合は利用するターミナルまで直接タクシーで直行するようにして、シャトルバスはスケジュールに余裕がある場合だけにするなどにしてください。