【スマホ】海外旅行中のスマホ事情・楽天モバイルをそのまま使う方法

旅のお役立ち

※注意)本記事は2024年6月10日時点の情報をもとにしています。サービス内容は改訂される場合がありますのでご契約を検討の場合は最新の情報をご確認ください。

海外旅行時のスマホ利用方法

海外旅行をする際にもスマホが使えないと困りますね。現地の情報収集や手続き、日本との連絡など旅行中でもスマホを利用する場面は多くあります。ここ数年で格段に便利になってきていて、かつての常識がもはや古い情報となっています。

本記事では特に楽天モバイルを海外で使用する際の情報について、私の実体験をもとにお伝えします。

現在、海外でスマホを利用する方法は、

  1. wi-fiをレンタルする
  2. キャリアの海外ローミング契約をする
  3. 現地SIMを契約する
  4. 日本で使っているスマホをそのまま使う

かつてはwi-fiのレンタルが推奨されてきましたが今では最善ではないと思います。大手キャリアの海外ローミングプランの契約は高額になりやすくごく短期ならいいのですが、中長期になればかなりの負担になると思います。

3の現地SIMの契約がここ2年くらい前から最善だと推奨されています。実際4の対象外の国や地域では今でもこの方法が最善だと思います。ただ、安いとは言っても日本と現地で二重の契約になりますのでSIMを追加する手間や費用がかかります。

4の日本で使っているスマホの契約をそのまま海外でも使用するというのが現在最も便利な方法ではないかと思います。とは言え、まだ利用できる携帯サービスが少ないというのが実情です。代表的なものでは楽天モバイルとdocomoのahamoです。

本記事では楽天モバイルをahamoと比較しながらメリット・デメリットを解説していきます。

楽天モバイル海外ローミングの対象国

2024年4月19日の更新で72の国や地域が対象となりました。

アジア・太平洋

タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、台湾、インド、シンガポール、香港、マカオ、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、グアム、サイパン

北米・南米

アメリカ(本土)、アメリカ(ハワイ)、カナダ、メキシコ、ブラジル、ペルー、フランス領ギアナ、マルティニーク

ヨーロッパ

イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、スイス、スペイン、ポルトガル、ギリシア、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイルランド、アイスランド、オーストリア、クロアチア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク、キプロス、マルタ、リヒテンシュタイン、ウクライナ、ロシア、アンドラ、グアドループ、ジブラルタル、スロベニア、レユニオン

中東・アフリカ

エジプト、サウジアラビア、クウェート、トルコ、モロッコ、ヨルダン、カタール、UAE、南アフリカ、

※アラブ首長国連邦、ウクライナ、エジプト、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダンは、国際通話かけ放題の対象外、また国際SMS送信の無料対象国外です。

※ミャンマーは、国際通話かけ放題の対象外です。

※データ通信(海外ローミング)および国際通話、国際SMS、国際通話かけ放題のサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。

楽天モバイル

※ahamoは92の国と地域になります。アジアについて言えば、楽天モバイルで対象外だったラオスも対象となります。

料金・条件など

データ通信

楽天モバイルの料金はデータ使用量に応じて金額が決まるワンプランです。海外ローミングも基本的にこのデータ使用量量に含まれます。

・1ヶ月で2GB以内なら料金内(追加費用無し)

・2GBを超えた場合は低速モードになるが、1GB500円で追加できる。

・追加した場合は別途追加料金がかかる。
 (例:その月の利用が3GB以内であっても海外ローミングを追加した場合には、通常の3GB以内の料  金に500円が追加でかかります。)

※ahamoは15日間まで20GB利用できますが、15日を超えると低速モードになり、追加はできません。

通話

このサービスを使うと日本の電話番号には国内通話と同じように通話ができますが、滞在国の電話番号にかけるときには海外通話となります。

日本の番号にかけるときには楽天リンクアプリを通じてかければ通話無料になります。

設定・利用方法

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事前準備

旅行前、日本国内にいる間に楽天モバイルの契約、my楽天モバイルアプリ、楽天リンクアプリを導入設定を済ませて使用できる状態にしておいてください。

出発前

出発前にmy楽天モバイルアプリを開き、【契約プラン】タブの中の【国際→海外ローミング】をONにしてください。

設定を変更できるまで少し待ちます。

到着後

現地に到着したら、スマホ本体の【設定】から【ネットワークとインターネット】→【モバイルデータ】のローミングをONにしてください。

現地の契約会社の電波を捕まえたらRakutenのSIMが使用可能状態になります。

滞在中

滞在中に2GBを使い切りそうになるとデータ追加の案内が届きます。希望する場合はmy楽天モバイルから手続きします。

帰国後

帰国したら上記のmy楽天モバイルアプリと本体のローミング設定をOFFにして元に戻してください。

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まとめ

15日以内の短期の旅行ならahamoの20GBは魅力です。しかし、私は1ヶ月単位の滞在をしていますので15日を超える滞在で低速になってしまうのは困ります。現時点で私が使っていて容量に困ることはあまりありません。日本国内の利用が通常3GB以内であれば年間通しての利用料は楽天モバイルが安く済みます。対象国についても順次増えていくのではないかと思います。

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