ネパール料理のダルバートをご存知ですか?
ネパールの国民食とも言える料理なんですが、日本のインド・ネパール料理店やネパールでも旅行者向けの店だとカレーのセットのターリーと区別がつかない豪華な料理になっていますね
私は30年前にもネパールに訪問して一般家庭のダルバートをご馳走になった経験があるので、今回もよりローカルなダルバートを探して歩きました。
この記事の価格は2024年3月時点のものです。
カトマンズとポカラのダルバート
上の写真はためる地区の外れにある路地裏のお店のダルバートです。おかずが金属の小さな器に入って出てくるのは旅行者用の特徴ですね。
ここのお店の料金は250ネパールルピー(約275円)でした。この時はネパールに来た最初の夜の食事だったのでまだ相場がわからない状態でしたが、タメル地区にあることを考慮すると安めだったのかと思います。
もっとローカルの安い店があるはずだとネットで調べてみたところ、いくつかの店が出てきたので特におすすめされていたお店に行ってみました。
この店も路地裏にあるお店でした。ダルバートを注文して出てきたのが右の写真です。
ここもおかずが金属食器に入れてありました。価格は前回を超える300ルピー(330円)でした。
ネット情報は当てにならないと感じた日です。旅行ブログで紹介されるお店は割といい感じのお店が多いので、なかなかローカルのお店が探せないのは困ったものです。
カトマンズのタメル地区とダルバール広場を毎日往復しながらローカルご飯のお店を探していたところやっとローカルの人しか行かないだろうというダルバートのお店が見つかりました。
店の名前も無く地図にも載っていない店でした。外国人旅行者が入るのはちょっと勇気がいるような店構えでした。
さっそくダルバートを注文したところ、出てきたのが左の写真です。
メインのダルスープ、豆のカレー、辛いソース、タルカリ(おかず)。旅行者用のお店で使っていた金属の器は無くプレートだけで盛られているのでローカル的です。
価格は150ルピー(約165円)でした。値段もいいい感じです。
カトマンズ最後のダルバートが右の写真です。
この店はタメル地区の中心部にあるのですが、ビルの2階にあるせいかお客も少なく盛り方もローカル風でした。
ここのお店は家族経営のお店で、小学生の娘さんが隣の席で勉強していたり遊んでくれたりとても楽しかったです。
価格は250ルピーでした。タメル地区の中心部としてはまあまあというところでしょうか。
ここからがポカラのお店です。
ポカラは街全体が観光都市なので食べ物屋も旅行者のお店ばかりでした。
それでも歩いているとローカル価格のお店はあるものです。
ポカラ最初のダルバートが左の写真です。ただ、ポカラではダルバートという名前ではなくてネパールターリーセットという名前で出されている場合がほとんどです。
ここの価格は150ルピーでした。
最後のお店はポカラの大通りから入ったところにある、お昼だけの超人気店です。
開店時間になると看板が現れてお客さんがどっと入っていきます。
ここもダルバートでは無くネパリターリーという生でした。
たくさんのお客さんが入る店ですが、メニューはこれだけ。
ここが人気店なのは場所がいいのに価格が安いこと。このベジ(野菜)ターリーなら120ルピーです。私もポカラ滞在中に2回行きました。
ダルバートは無限おかわりできるのか?
ダルバートの特徴にご飯、ソース、おかずがおかわりできること。
そものも出てきた時の量が少なくないのに、食べすすめて残りが少なくなったらお店の人がおかわりするか?と聞いてきて欲しいというと、ご飯もダルソースも豆カレーも漬物もおかわりをしてくれます。ご飯は大きな器から皿に持ってくれる時にどのくらい?もういいか?とどんどん入れてくれます。
そのおかわりをやっと食べたと思ったらまたおかわりするかと聞いてきます。私は最高2回おかわりしましたが、昼にダルバートを食べるとその日の晩ごはんどころか次の日の昼ごはんまでいらないくらい食べてしまいます。
皆さんもネパールに行ったら名物ダルバートをローカルのお店で食べてみてください。
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