インド・ムンバイの観光名所インド門までローカル鉄道で行ってみた

インド

2024年3月にインドのムンバイに滞在しました。宿泊地はローカル鉄道のバンダル駅(BANDAR RAILWAY STATION)の駅前でした。この周辺は高層ビルも無くムンバイの中心地ではないことはわかっていました。

観光地のインド門に行きたいと言うよりローカル鉄道に乗ってみたくてムンバイの中心部まで行ってきました。

ムンバイのローカル鉄道

デリーでは駅のプラットホームに行くには保安検査を受けないと入れない構造でしたが、ムンバイでは切符を持っていなくてもホームまで行くことができました。デリーだけが特別なのかはわかりませんでした。

毎日夕方ごろ混雑している駅構内を見て回って雰囲気を楽しんでいました。驚いたのは列車にドアが付いていないことです。

ドアの付いていない列車がホームに入ってくると、まだ止まっていないのにどんどん人がフライングで降りてくる。発車する時も動き出しているのに飛び乗る人が多いこと。

走っている最中車内はどんなだろうかと一度乗ってみたいと思っていました。

列車に乗るには切符を買うのですが、この駅の場合は別棟の切符売り場に行って有人の窓口に並んで行き先を言って切符を発行してもらいます。

日本のように何番ホームというのがわかりにくく、行き先の頭文字と時間がそれぞれのホームに出ているのでそれを見極めて待たなければなりません。

BANDAR駅からCHARCHGATE駅まで約30分くらいでした。

車内でとても奇妙な光景を目にしました。

席に座っていると、車両の前の方から明らかに女装をした男性が2人、お客さんを端から順番に頭をポンポンと叩いています。何をやっているのかと思って見ていると、頭をポンポンされたお客さんの3人に1人くらいがお金を渡していました。

これは何かしら呪術師のような職業をしている人なのか、それともある種の物乞いのようなものなのかどっちなのでしょうか。

ムンバイの観光名所インド門

チャーチゲート駅から徒歩で20分程度、アラビア海に面した港にインド門があります。これは1924年に竣工した巨大な記念建造物です。ムンバイ有数の観光地で国内外の観光客が家族連れで大勢来ていました。周囲にも古い大きな建物が並んでいて記念写真のスポットになっていました。

ムンバイのインド門とは?

ムンバイのインド門は、イギリス領インド帝国時代にインドのムンバイ(旧ボンベイ)に建てられた記念建造物です。アラビア海を臨む海岸地区に位置し、高さ26メートルの玄武岩のアーチが特徴的です。インド・サラセン様式という独特の建築様式で建てられており、インドとイスラムの文化が融合した美しいデザインとなっています。

歴史と背景

1911年にジョージ5世とメアリー王妃がインドを訪れたことを記念して建設され、1924年に完成しました。当初は副王や知事のインドへの上陸地点として使用され、その後はイギリスとインドの重要な行事の舞台となりました。現在は、ムンバイを代表する観光スポットとして、多くの観光客が訪れます。

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