インドでスマホを盗まれた!クレジットカードの付帯保険は使えるか?

インド
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2024年2月末インドのデリー滞在中にスマホを盗まれてしまいました。その時の保険請求の手続きや必要書類などをお知らせします。

インドでスマホを盗まれた!

2024年2月23日にインドのデリー滞在中スマホを盗まれてしまいました。その日はスパイス市場に観光に行きそこの露店で買った食べ物の写真を撮り(この時まで確かにあった)その場で立ったまま食べてバッグからスマホを取り出そうとしたら・・・・無い!!!!最後に確認した場所から動いていないのでどこかにあるはずとバッグの中から足元まで探してみましたが見つかりませんでした。

その後の対応

もう現物が出てくることは無いだろうと諦めて、すぐにその後の対応に動き出しました。まず現地でしたことは以下の4つです。

1、スマホの遠隔ロック
2、代替品の購入
3、現地SIMの購入
4、警察への被害届

1、スマホの遠隔ロック

ホテルに戻ってパソコンからスマホの遠隔ロックをしました。これで盗まれたスマホからデータを盗まれるということは無いと思います。

2、代替品の購入

現代の海外旅行はスマホが無いと不自由です。不自由というより正直なところスマホが無いと旅行は無理と言った方がいいかも知れません。さっそく商店街に行って新しいスマホを購入しました。
 ただ、この時ある程度機能の高いスマホも考えたのですが、外国で売っているスマホはその国に特化したカスタマイズがされていて、後々不便になるのではないかという心配があったので一番安い機種を買いました。
 この判断がその後に新たな不自由を生むとはこの時には思いませんでした。

3、現地SIMの購入

ホテルに帰ってwi-fiを繋いで、アプリのインストールやログインなどスマホ環境の復旧をしようとしましたが、買った端末が楽天モバイルの対象外、e-SIM非対応など以前の環境を復旧できないことがわかりました。電話番号が使えないことになったので、アプリを導入する際の認証ができないものが少なくなかったのです。特にLINEは日本にいる家族との連絡手段でしたので、残り1ヶ月以上もある旅行期間家族と連絡が取れないままだと不安です。
 そこで翌日インド現地のSIMを購入しました。ニューデリーまで行って代理店で手続きをしてもらいました。価格は日本円で900円くらいでした。このSIMでSMSを送ったり、臨時のLINEアカウントを作ろうとしましたがどれもできませんでした。どうやらインドは通信の制限が厳しいようです。

4、警察への被害届 

海外旅行傷害保険に加入していて、【携行品補償】もありましたので、その手続きのために現地の公的機関の発給する書類が必要になります。具体的には警察への被害届ということになります。事件の2日後にホテルの近くの警察署に行って翻訳アプリを使いながら説明をしました。
 すると届け出る警察署は事件現場を管轄する警察署でなければならないとのことで、わざわざパトカーで送ってくれました。次の警察署で拙い英語や翻訳アプリで事件の説明をしました。こちらとしては保険手続きの必要書類が欲しいだけなのでさっさと受理して書類をくれないかなと思っていたのですが、なんと実況見分までしてくれて現場でこういう状態で無くなったことに気がついた。状況から紛失ではなくて盗難に違い無いということを説明しました。それでやっと書類にまとめてくれて受理した書類をもらうまでかかった時間は5時間になりました。

保険の事故受付に連絡しておこうと思いましたが、コレクトコールもかけることができず、その後の手続きは帰国後になりました。

帰国後の手続き

その後旅行を続け4月の中旬に帰国しました。帰国後の手続きは以下の通りでした。

1、保険の事故受付窓口への連絡

海外旅行傷害保険携行品窓口に連絡して必要書類を送ってもらいました。必要書類は以下の5点です。

①保険請求申請書
 事件の詳細を記入する
②当該事故品の購入証明書
 楽天モバイルから支払い証明書をダウンロード印刷することができました。
③今回の旅行の出国日が証明できる書類
 搭乗券のコピーがなければe-チケット、今回はtrip.comからダウンロード印刷ができました。
④パスポートの本人確認ページのコピー
⑤警察の被害届の受理証明書

これらの書類を準備して保険会社宛に郵送しました。

2、保険金の受け取り

保険会社に書類を郵送したのが4月中旬、それから特に連絡は無く、5月中旬に保険金が振り込まれました。今回盗まれたスマホは高級価格が5万円程度で7ヶ月使用したものでした。3000円の免責もあり、今回の評価価格は32、000円でした。

まとめ

携行品補償の請求を忘れないで

海外旅行に行く人は皆さん海外旅行傷害保険に加入されると思いますが、病気やケガの保証については気にされても、携行品や損害賠償の補償は対象になるということを忘れていることも多いのでは無いでしょうか。

今回も、もしデリーを離れて気がついたとしたら警察への被害届が入手できなくなり、保険金請求の手続きができなかったかも知れません。せっかく保険に加入するのであれば、対象となる事由についてはよく読んでおくようにしましょう。

今回加入していた保険について

今回、私が加入していた保険はクレジットカードの【楽天プレミアムカードの自動付帯保険】です。楽天ノーマルカードは利用付帯だし、条件がどんどん改悪されており旅行会社の募集型旅行(いわゆるツアー旅行)でないと補償対象にならないこととなっています。

クレジットカードの付帯保険については別途解説することにします。

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