海外旅行によく行かれる方は皆さんクレジットカードを持っていかれているのでは無いでしょうか。もちろん現地でのショッピングやATMのキャッシングに使われることが多いと思います。どのようなクレジットカードを利用されているでしょうか?
ショッピングやキャッシングが目的なら年会費無料のカードで充分だと思いますが、私は今のアドレスホッパー生活を始めるにあたって敢えて年会費が11,000円かかり、なお改悪されていると評判の【楽天プレミアムカード】を新規契約しました。その理由について説明したいと思います。
今でも楽天プレミアムカードを持つべき2つのメリット
楽天ポイントの面では改悪されているという楽天プレミアムカードを敢えて新規契約した大きなメリットは以下の2つです。
1、海外旅行傷害保険が自動付帯である
2、プライオリティパスが無料で申請できる
1、海外旅行傷害保険が自動付帯である
海外旅行に行く際には海外旅行傷害保険が必須ですが、専門の保険会社で加入する方法とクレジットカードの付帯の保険に加入する方法があります。クレジットカードの保険は新たに保険料を支払わなくてもいいのですが、いろいろと制約や厳しい条件がある場合もありますのでクレジットカードの保険を考えておられる方は出発前に保証される場合や条件を確認しておくようにしましょう。
特に注意しておくことはクレジットカード付帯の保険には【自動付帯】と【利用付帯】の違いがあることは注意しておきましょう。
自動付帯とは、カードを持っているだけで補償されるというもの、利用付帯とは定められた条件をクリアしないと保証されないというものです。楽天ノーマルカードの場合は【募集型企画旅行】の代金を当該カードで支払ったことが条件になっています。募集型企画旅行とは簡単に言うと旅行会社のツアー旅行です。個人旅行で自分で手配し交通機関やホテル代金を支払っても利用付帯の対象とはなりません。誤解の無いように注意しましょう。
楽天プレミアムカードに付帯の保険は自動付帯ですが、カードの年会費は11,000円かかります。年に1回数日程度の旅行ならコスパが悪く、保険会社の海外旅行保険にその都度加入する方がいい場合もあります。ちなみに私は年間に通算で6ヶ月から7ヶ月を海外で滞在していますので、年会費を払っても楽天プレムアムカードを取得した方がいいという結論になりました。
カード付帯の保険の条件は変更になる場合があります。常に最新の情報を確認しておきましょう。
楽天プレミアムカードについては以下のリンクから見ることができます。
2、プライオリティパスが無料で申請できる
空港のラウンジが無料で利用できる【プライオリティパス】が無料で申請できることは楽天プレミアムカードの大きな魅力です。2024年までは回数に制限が無く利用できるのですが、2025年からは年間の利用回数が最大5回に制限されます。頻繁に空港を利用する旅行者にとってはかなりの改悪になります。
それでも上記の保険が自動付帯になるだけでもメリットになりますので、ラウンジの無料利用はおまけと考えてもいいのかも知れません。年に2回程度の海外旅行ならラウンジを利用する回数も5回にならない場合もあるでしょう。
まとめ
以上のように、プライオリティパスの改悪だけ考えれば来年からは楽天プレミアムカードを持つメリットは少なくなりますが、私の場合は海外旅行保険料だけでも充分メリットになりますので、総合的に考えて来年以降もプレミアムカードを保持しておこうと思っています。
皆さんもご自分の旅行頻度や滞在期間などを民間保険と比較検討してどちらがメリットがあるかを考えて見てください。