インドで出会った人たち オールドデリー・バラナシ・ムンバイ編

インド

2024年2月から3月にかけて初めてインドを訪問しました。インドについては「いつかはインド」とか「行けば人生観が変わる」「大好きになるか大嫌いになるか両極端」とよく言われています。また、インド人についても騙されたとかぼられたなどとネガティブなエピソードをよく聞いていました。

今回、自分が実際に1ヶ月インド3都市に滞在してインドの人たちと交流してきた感想をお伝えしていきます。

オールドデリーで出会った人たち

今回オールドデリーの駅前に宿泊していました。駅前の通りに屋台が並んでいて、その一角にヒンドゥー教のシヴァ神を祀る祠があります。その祠に1人のお爺さんが堂守をしていました。

私はいつも屋台街に行く際にその祠の前を通っていたので行き帰りにお参りをしていました。いつも来ているのを覚えてもらったのか、お参りに行くたびにお祈りをしてくれるようになりました。そして額に赤い色粉を付けてくれて氷砂糖もくれるようになりました。

オールドデリーには2週間滞在して、最後の夜に写真と動画を撮らせてもらいました。何を言っているのかは分かりませんが、最後の方は涙ぐんでおられました。お布施ぐらいすればよかったなと思っています。

バラナシで出会った人たち

バラナシのガート沿いに歩いていると建物の間に階段があって、そこの美女が座っていました。デリー滞在中から街を歩いているときにインドにはやたら美女が多いことに気づいていました。特に10代後半から20代くらいの女性はスタイルもいいし顔立ちも整っていて、二度見三度見はもちろん息を飲むような美女もたまにいました。

これらの美女をなかなか真正面から写真を撮るわけにも行かないのですれ違いに見るだけですが、バラナシに来てこの時初めて写真を撮らせてもらいました。

バラナシではローカルの住宅街を歩く機会がよくあって、日本人だとわかると声をかけてくれたり握手を求めてくれました。

最近のことなのか昔からなのか、ローカルのインド人は日本や日本人にたいへん好意的という印象を受けました。

観光名所のお土産物屋やガイドをしてやると言ってくる人やタクシーの客引きは当然騙されたりぼられたりする危険があるので近寄らないようにする方がいいのですが、ローカルの住民は来る前に思っていたイメージとはまるで違っていました。

普通に観光旅行で訪問すると観光名所にいる人たちとだけ交流することになりますが、インドに限らずこういう場所にいる人が特殊なのであって、その国の本当の人たちはローカルにこそあると思います。

街歩きをしていると子供達が遊んでいるところによく出会いました。昔はどこの国でもそういう場面に出会いましたが、最近はアジアの国でも子供たちだけで道端で遊んでいることは無くなりました。

インドでもデリーではそのようなことはありませんでしたが、バランシではよくこういう場面に出会いました。

バラナシは世界的な観光地なので、外国人旅行者は珍しくないだろうと思うのですが、観光名所ではなくローカルの住宅地にいる子供たちは外国人を見ることはあっても話しかけてもらったり挨拶をすることはないようです。

 

道端で子供たちに話かける場合には、いきなり近距離から話しかけるのではなくて、少し離れたところからその国の母国語で挨拶の声をかけて手を振ります。

そこで逃げたり目を背けるような場合はそれ以上深入りはしないようにします。挨拶を返してくれたり手を振りかえしてくれたらもう少し近づいてまた挨拶をします。

手が届く距離になったらタッチや握手をします。今までの経験上観光地と呼ばれる土地であっても、子供達が外国人と直接接することはまずないためとても喜んでくれます。

 バラナシの可能名所のガートはそんなに何度も行く気にはならなかったので、あちらこちらの住宅地を歩いて過ごしました。

行く先々でそこに住む大人や子供たちと触れ合い交流をしていました。

ムンバイで出会った人たち

今回のインドの最後の滞在地はムンバイでした。

ムンバイではあまり人との交流もな買ったのですが、最終日に駅の裏手にあるイスラム教徒の住むエリアに行ってみました。

ちょうどラマダンの時期で、夕方日没後に断食明けの人たちが路上や屋台に集まって食事をする光景が珍しく、よりイスラム教徒が多い地区に行った見たのです。

もう日が暮れていましたが、遊具で遊ぶ子供たちがたくさんいて、私が外国人(日本人)だとわかると取り囲まれて質問攻めに会いました。

よほど外国人が珍しかったようです。とてもフレンドリーに接してくれました。

まとめ

インドでは事前情報とはまったく違うとてもフレンドリーなローカルの人たちと出会うことができました。今まで言われてきたネガティブなインド人の情報は観光地など特殊な場所での体験が誇張されていたようです。もちろん、観光地で身を守ることは大切ですが、本来のインドの人との交流も体験していただきたいと思っています。

プロモーション


タイトルとURLをコピーしました