ビリヤニというインド料理を知っていますか?
インドと言えばカレーですが、カレーに飽きた時にお勧めしたいのがビリヤニです。この記事では2024年2月から3月にかけてインドとネパールに渡航した際に実際に食べたビリヤニについてご案内します。
ビリヤニとは
ビリヤニはインドや周辺国で食べられているスパイスを使った炊き込みご飯です。各地に独自のビリヤニがあり一説には30種類もあると言われています。
ビリヤニのデビューはマレーシアのリトルインド街

私が初めてビリヤニを食べたのは2023年7月に訪問したマレーシアのクアラルンプールのリトルインド街でした。
マレーシアのビリヤニはマレー料理のナシチャンプルー風に盛り付けられて、炊き込みご飯の上に汁気のある具材などをかけてあります。チキンビリヤニに当たる【ビリヤニ・アヤーム】は鶏肉も大きくご馳走でした。
価格は日本円で約550円、他の料理と比べると高めです。でもリピートしたくなる美味しさです。
マレーシアの初体験で本場のインドで食べる日が来ることを楽しみにしていました。
インド デリーのビリヤニ
インドの最初の訪問地はデリーのオールドデリー地区でした。ここでは屋台でビリヤニを食べました。

インドのビリヤニは独特の大きな釜の中からすくって盛り付けて出してくれます。カレー用のインド米よりももっと粒が大きいパラパラのお米です。
チキンビリヤニを注文しましたが、鶏肉が小さくこれだけがちょっと不満です。
メニューには【FULL】と【HALF】があって、この店ではFULLが200ルピー、HALFが100(180円)ルピーでした。写真はHALFの量です。どうやらHALFが1人分の量のようです。FULLは持ち帰り用ではないかと思いました。
けっこうスパイシーで日本人的には少し辛いかなという味です。
普段の食事が30ルピーから50ルピーでしたので、1品で100ルピーというのは高めでした。100ルピーのビリヤニは3回食べましたが、大額紙幣を崩す時に食べました。

しばらくたって、小さい屋台でもベジタブルビリヤニを売っていることに気がつきました。価格が安かったので気が付かなかったのです。FULLが50ルピー、HALFが30ルピー(54円)です。量もHALFでちょうどお手ごろでしたので、デリー滞在の最後は2日に1回は食べていました。
ムンバイのビリヤニ

ムンバイでもビリヤニの屋台があったので食べてみました。
見た目がそれまでに食べたものとかなり違いましたが、色は薄くてもスパイスは効いています。
ただ、価格が写真のHALFで60ルピーでした。首都のデリーの方が食べ物の価格が安いというのは驚きでした。
それでもムンバイには屋台が少なく、路面店ばかりなのでそもそも価格が高いから60ルピーでも食事としては安い方でした。
デリーもそうでしたが、お皿に紙を敷いてその上にご飯を盛るというのはどうしてなのでしょうか?
ネパールカトマンズのチキンビリヤニ

インドの次に訪問したネパールのカトマンズでもビリヤニを食べることができました。
ビリヤニ専門店がタメル地区の外れにあって、チキンビリヤニが200ネパールルピー(約220円)でした。
インドのチキンビリヤニより鶏肉が大きく食べ応えがありました。ゆで卵が1個丸ごと入っているのはインドと同じ。
実際に食べたビリヤニを紹介してきましたが、いかがでしょうか?日本のインド料理店でも食べることはできると思いますが、海外に行かれる機会があればぜひその土地のビリヤニを試していただけたら嬉しいです。

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