フィリピンの国民的ファーストフードチェーン店ジョリビー(Jollibee)
ジョリビー(Jollibee)とは
フィリピンを拠点とする、華僑のトニー・タン氏が率いるファストフードチェーン店。トニー・タン氏は2020年の世界長者番付で1267位。個人資産1億7千万ドルの大富豪。1,400以上の店舗を展開し、地元の人々から観光客まで幅広い層に愛されています。
ジョリビーは1975年に設立されました。当初はアイスクリーム店としてスタートし、その後ハンバーガーやフライドチキンなどのメニューを拡充しながら、瞬く間にフィリピン中に店舗を展開しました。
現在、フィリピンの他に、アメリカ、香港、シンガポール、サウジアラビア、イタリア、イギリスなど、270以上の海外店舗も展開しています。 日本でも2019年にジョリビーがオープンする予定でしたが白紙となり、いまのところ日本にオープンする予定は無いということです。
フィリピン都市部の店舗は24時間営業の店舗も多く、地元の人々や観光客で賑わっています。
ジョリビーの特徴
- フィリピン国民食: マクドナルドよりも店舗数も多く、フィリピン人にとってジョリビーはソウルフードと言えるほど親しまれています。(フィリピン国内の店舗数はマクドナルドが640店舗、ジョリビーは1,000店舗以上です。)
- 豊富なメニュー: ハンバーガー、フライドチキン、スパゲッティなど、定番のメニューからフィリピンならではのメニューまで、幅広いラインナップが揃っています。
- ボリューム満点: フィリピン人は大食いのイメージがありますが、ジョリビーのメニューもボリューム満点で、コスパが良いと評判です。
- ローカルな雰囲気: 店舗は明るく活気があり、フィリピンならではのローカルな雰囲気を味わえます。
ジョリビーが人気の理由
- 味: フィリピン人の口に合う味付けがされているため、日本人にとっては少し甘く感じるかもしれませんが、一度食べると癖になる味です。
- 価格: メニューが比較的安価で、学生や家族連れでも気軽に利用できます。
- 雰囲気: 店舗が明るく活気があり、友人や家族と食事を楽しむのに最適な場所です。
- 国民的ブランド: フィリピンを代表するブランドとして、国民的な誇りを感じることができます。
おすすめメニュー
- チキンジョイ: 外はサクッ、中はジューシーなフライドチキン。フィリピン人にとって定番のメニューです。
- ジョリースパゲッティ: 甘めのミートソースが特徴のスパゲッティ。フィリピンならではの独特の味です。
- パラボック: フィリピン風あんかけビーフン。ピーナッツバターの風味が特徴です。
- サンデー: フィリピン産のマンゴーを使ったサンデーなど、デザートも充実しています。
ジョリビーのマスコットキャラクター
このキャラクターのフルネームは「リトル・ジョリビー」で、名前の由来は、愉快な「Jolly」ハチ「Bee」から来ています。
本来は名前の由来から「Jollybee」であるべきですが、あえて間違ったスペルにしたことにより人々への認知度はより上がったという説があります。
看板や店頭にいるだけでなく、子供の誕生日パーティーなどにもリトル・ジョリビーを呼ぶことができます。
バースデーパーティ
ほとんどのジョリビーではパーティ専用ブースが設けられており、土日に行くと風船で可愛くデコレーションしたブースでお誕生日会がよく開催されています。
ジョリビーでのバースデーパーティの魅力は、ジョリビーくんが子供たちのお祝いにきてくれることです。子供たちと一緒にダンスをしたり、記念撮影したりと、なんでも応じてくれます。
まとめ
ジョリビーは、フィリピンを訪れた際にはぜひ一度味わってほしいファーストフードチェーンです。ローカルな雰囲気の中で、フィリピンの食文化を体験することができます。
参考情報:グループ企業
- Jollibee(ファストフード)
- Chowking(中華系ファストフード)
- Greenwich(イタリアンファストフード)
- Mang Inasal(フィリピン料理ファストフード)
- Burger King(ファストフード)
- Red Ribbon(ケーキ屋)