毎年2月の第1金土日の3日間、チェンマイでは花祭り(フラワーフェスティバル)が開催されます。
土曜日には華やかに飾った花山車と着飾った人たちによるパレードが行われ、旧市街の周辺も通りました。本記事では、2023年と24年と2年連続で見物できましたのでその雰囲気をお伝えします。
チェンマイの花祭り
花祭りの歴史と意義
チェンマイ花祭りは、1957年から続く伝統的なお祭りです。もともとは、冬の終わりを祝い、新しい年の始まりを祝うものでした。現在では、チェンマイの文化や伝統を継承し、観光産業の発展にも貢献しています。
当日の様子
初めてチェンマイに行った2023年は何も知らないうちに突然パレードが始まって驚きましたが、翌年は街中にポスターが貼ってあったのでちゃんとスケジュールを把握して待ち構えていました。
土曜日の午前10時ごろ、旧市街の南にあるチェンマイ門の前の道にパレードがやって来ました。
すでに道路脇には大勢の観光客が場所取りをして待ち受けていました。この道はそんなに広い道ではないのでパレードの最中は車の通行は封鎖されてしまいます。
2月初旬のタイ北部でも、日中は日差しが強くなってきます。ちょうどパレードの時間が一番熱い時間帯です。街路樹の影に入ってスタンバイOKです。
パレードは花で飾った花山車を先頭にそれぞれに着飾った人が踊ったり、楽器を演奏したりして歩いていきます。よく見る日本のブラスバンドよりも大きな楽器をもって暑い中歩くのはたいへんだと思います。
地方の名産品をアピールするようなものや学校で出演しているもの、子供たちのグループなどさまざまなパレードが通ります。沿道にはこの子達の家族が並んでいて、歩いている子供に声をかけて声援を送っていました。
中でも目に嬉しいのは綺麗なお姉さんが多いこと。
何のグループかは分からなくても綺麗なお姉さんが乗った車が通るとみんな嬉しそうです。私も写真をたくさん撮りました。
この後パレードは旧市街の角にある公園まで行ってそこで翌日までコンサートなどのイベントが開かれたようです。
毎年2月の初旬で1年のうちでも季節的にベストシーズンです。この時期にチェンマイに来られることがあったらぜひ見物してみてください。