毎週金曜日の午前中にチェンマイの郊外で【雲南ムスリム金曜朝一】が開催されています。タイの北部にあるチェンマイは中国にも近く街中の市場とは違った独特の商品が並んでいます。また、イスラム教徒の人たちが集まってきていますので羊の肉や料理など見た目も楽しい市場です。
本記事ではチェンマイ滞在中に実際に毎週金曜日に通って得た情報をもとにお伝えをして行きます。
タイ北部のチェンマイならではの少数民族の市場

チェンマイの旧市街から自転車でも行ける距離に、毎週金曜日朝から昼頃まで周辺の少数民族が集まって市場を開いています。

タイの北部には中国国境にかけてミャオ族やカレン族など少数民族が住んでいます。
この人たちが毎週市場に集まってきています。
チェンマイの街中の市場とは違った商品(中国語の表記の商品が多い)が並んでいます。
ここに来ている人たちの中には中央アジアや中東系と思われるような見た目の人たちも少なくありません。
この人たちが扱っているのは羊肉などのイスラムの料理や食材が多いようです。


この市場の一角には食堂もあってタイ料理や中華料理、さらに珍しい雲南料理やミャンマー料理などが食べられます。また、市場の外の路上にも屋台が並んでいて市場の中よりも安く食べることができます。特にミャンマー料理の【カオフン】はチェンマイでもこの市場でしか食べたことがありません。
この麺料理はとろみのついたひよこ豆の黄色いスープがかけられているもので、スープというよりポタージュのような濃厚な餡と言った方がイメージが近いようです。


この市場では食べ物や日用品の他にもタンブンと言って、捕まっている鳥を逃がして徳を積むという仏教のイベントをやっていました。日本でも放生会(ほうじょうえ・福岡ではほうじょうや)という似た行事がありますね。値段(お布施?)は1籠200バーツ(約900円)だったと思います。ちょっと手がでない金額だったのでみていると、中国人のお金持ちが2籠解放していました。

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